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吉備人出版・金澤健吾の編集日和です。
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8月×日
2012年に発刊した「岡山学」シリーズの10巻『高梁川を科学するPart2』に、国土交通省岡山河川事務所の所長が「高梁川下流域の水害と治水」をテーマに書いている。「水害と治水の歴史」で過去の洪水での氾濫や、高潮災害の危険について記述。「今後の治水対策」では、小田川の河道の掘削と樹木の伐採、そして、高梁川との合流点を下流に付け替える計画にも触れている。ぜひ見ておいてほしいのは、酒津付近で決壊した時のシュミレーション図。JR倉敷駅や市役所付近で1.5mの浸水となるようだ。今後、超豪雨により氾濫の可能性がなくはない。既刊本に、読んでおくべきものがある。
8月×日
『林源十郎商店物語』の編集作業が大詰めになってきた。倉敷を舞台にするこの物語は、大原孫三郎の少年・青年時代のエピソードも紹介している。例えば、16歳の時上京した孫三郎は遊びを覚え、「とうとう借金の道も覚えて、吉原から学校へ行くようになって、なんとその頃の金で1万5000円の借金をつくりました。今でいえば1億円以上の金になるのではないでしょうか。わずか16、17歳の少年がそれだけの借金を高利貸しにつくったのです。(中略)さすがの親も怒りまして、とにかく倉敷に呼び戻しました。結局東京に行って1万5000円の借金と、倉敷の放蕩息子の烙印だけ残して帰ってきたわけです」(県郷土文化財団講演録)。倉敷の基礎をつくった孫三郎も若い頃は放蕩息子だったわけだ。それをまっとうな道に戻し、石井十次やキリスト教を紹介したのが林源十郎だったのだ。
8月×日
朝日新聞に「箸墓古墳の被葬者は吉備の出身者ではないか」という記事。発表しているのは、岡山大学出身で、国立歴史民俗博物館名誉教授の春成氏。箸墓古墳で見つかった特殊器台の破片と、吉備で出土した特殊器台の研究から導き出したようだ。名誉教授になって大胆な説を出しやすくなったのかもしれない。「文芸春秋」9月号では、寺沢薫氏や倉本一宏氏らの「徹底討論 邪馬台国は三世紀の明治維新だ」の記事。吉備については、「筑紫や播磨、讃岐、出雲、畿内、そして吉備勢力が合意の元に、新しい倭国を建設した」という程度で、吉備を特別扱いせず、冷静な議論を展開する。春成氏の新説は、地元贔屓のようも取れるが、今後の研究を期待したい。
8月×日
9月になり、10キロ程度を走っておこうとグランドへ。朝晩は涼しくなってきた。グランドのジョギングコースに入ると、偶然に近所の知り合いと合流する。彼は岡山マラソンと同じ日に開催の神戸マラソンに参加する。フルマラソンのタイムは彼が少し早いが、同じ程度のペースで走ることができる。練習方法や他のマラソン大会での実施状況などをずっと話しながら走っていると、いつの間にか10キロを走破。楽しみながら走ると、10キロはあっという間。本番はこれの4倍だ。岡山マラソンまであと70日。
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プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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