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吉備人出版・金澤健吾の編集日和です。
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工事中
10月×日
文芸春秋社長が、全国図書館大会で、文庫本の図書館貸し出しを中止するように要請したという。大手出版社は、小説などを雑誌で連載して単行本にまとめ、文庫化することで費用を回収する。文庫の売り上げは収益全体の3割強で、収益の柱とか。ところが、図書館では、文庫本の貸出数が図書館の貸出数の4分の1を占めるらしい。図書館は、文庫の貸し出しをやめてくれないと、版元の経営に悪影響があり、それは作家にとっても死活問題になる、ということだ。中小の版元にとっても、図書館の貸し出しが出版社の売上げに影響はあるだろうが、貸し出しをやめても売上げが増えるとは限らない。
10月×日
選挙になると候補者選びに窮する。先日の岡山市長選挙の28%という投票率の低さは問題だ。この低さは、「結果が分かっている」「関心がない」と言う理由で投票しないのだろうが、多くの人が積極的に投票したいと思っていない結果の数字だ。選挙に関心を持ってもらい、投票率を上げるには、もっと気軽に立候補できるようにすべき。政策が一つでもあれば、立候補する。多くの人が立候補すれば、その人の周辺では選挙熱が高まり、立候補者が多いほど投票率は上がる。当選者は、落選者の政策を吟味して実現していく。しかし、そうするには供託金が高すぎる。
10月×日
直取引をしていた書店が閉店するため、委託していた書籍を引き上げた。ダンボール3箱分だった。郊外型書店で営業していた同店だが、2年前にスパーマーケット内にある現在の店舗に移転したばかり。なのにここで閉店。その店舗の後には、別の書店が入りという。閉店の理由を店長にたずねると、「業界全体が斜陽だし、ほんの少し利益が出ている今しか、次にやってもらえる書店が見つからなかったから」と言う。約30年の間、書店に勤め、その間ずっと休みは1ヶ月に1日か2日だったそうだ。次の仕事は決まっていないが、書店業界を離れたいと言う。業界人口が減っていくのは、寂しい限り。
10月×日
近世歴史研究会の例会で講師をした方から、「体験・証言、そして記憶から語るアジア太平洋戦争・戦争とメディアに熱狂した国民─」という講演に使った資料をいただいた。戦争中の新聞記事などをコピーしたもので、10ページを超えるもの。その資料の中で目にとまったのが、記者クラブに関するもの。大本営の報道部員が記者クラブで発表文を読み上げると、その意向を反映して報道する。批判的な記事を書くと、その記者クラブへは立入禁止になる。七十数年前のことだが、現在の記者クラブは変わったのか……。戦争を身近に体験し、当時の歴史を検証しながら現在の政治状況を考えようとする講師の姿勢が素晴らしい。
10月×日
方谷研究会の研究発表会。これまで年1回開催し、今回で第6回目。「安政の大獄と山田方谷」朝森 要(方谷研究会会長)、「山田方谷の高弟・福西志計子」児玉享(高梁方谷会副会長・方谷研究会顧問)、「山田方谷の陽明学について」吉田公平(東洋大学名誉教授)の3人の発表だった。参加者の中には、「自分もいつかは発表を」と思う方もちらほらおられる様子。二次会にも予定していた数より10人も多い方が参加。研究まではしなくても、読書などで得た知識で郷土の歴史人物について居酒屋談義する楽しいようだ。
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プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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