忍者ブログ
吉備人出版・金澤健吾の編集日和です。
<< 04  2024/05  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31    06 >>
[438]  [437]  [436]  [435]  [434]  [433]  [432]  [431]  [430]  [429]  [428
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

工事中
9月×日
3年ぶりの『晴れの国おかやま検定公式参考書』のリニューアルで、追加したもの。県立図書館が入館者数と貸し出し冊数の日本一を更新していること、「おかやまマラソン」が始まったこと、倉敷や備前焼が「日本遺産」になったことなど。黄ニラやパクチー、マッシュルームの生産量の多いことも加えた。これらの食材は数件の農家でしか生産されておらず、県農林水産部では推奨していないという。しかし、黄ニラの生産量は、全国の約7割で全国一。パクチーの生産量は全国トップクラス。地区ではマッシュルームの栽培が盛ん。牛窓は、全国シェアの約3割を占め、出荷量は日本一。
9月×日
『晴れの国おかやま検定公式参考書』に追加してもよかったが、掲載しなかったもの。県庁舎や県総合文化センター(現・県天神山文化プラザ)、岡山美術館(現・林原美術館)を設計した前川国男氏。最近注目されて入るが、まだ建築家周辺にとどまっており、検定に入れるのはもう少し一般化してからとした。2012年ロンドンオリンピック・バンタム級銅メダリストのボクシング選手・清水聡。総社市出身なので、この人は加えてもよかったかな。しかし、この人はオリンピックで獲得した銅メダルの紛失事件を起こしている。次回に改定時に見送ることにした。
10月×日
ノーベル文学賞を受賞した英国人作家のカズオ・イシグロ。今年は村上春樹だろうと思っていたが、また見送られた。発表直後からカズオ・イシグロ作品の版元・早川書房には、全国の書店から注文が殺到したらしい。それはそうでしょうな。そこで小説8作品、22万5千部の増刷をすることにしたという。「注文が殺到して増刷」一これも当然でしょう。在庫一掃をさせて満足はしないわけだ。同社から出版されているイシグロ作品の発行部数は、合計約120万部とか。タイミングのよいことに、最新長編の単行本「忘れられた巨人」は発売を前倒して、発売前の重版を決めたそうだ。儲けるね。
10月×日
高梁川は吉井川、旭川とともに岡山三大河川の一つ。新見市の花見山を源流として南下し、倉敷市の海水島灘に注ぐ。流域面積は岡山県下で最大。この高梁川は、かつて酒津付近で2本に分岐していた。東にあった高梁川を廃川とし、西の高梁川を本流とさせる大改修工事を、1925年(大正14年)に完成させた。現在に高梁川の流れの東にもう一つの高梁川があったわけだ。その廃川の河口部には水島市街地ができ、旧堤防には水島臨海鉄道ができた。この日は、高梁川関係の記念誌の打ち合わせがあった。執筆者はそれぞれに新資料を入手していた。面白い記念誌になりそう。
10月×日
県立博物館に特別展「備前刀一日本刀の王者一」に出かける。刀剣は近年、ゲームや映画の影響で、若い女性も巻き込んでブーム。備前の地は、質・量ともに日本一の刀剣産地として栄えてきた。今回の特別展では、平安時代から現代にいたる備前刀の名品を通して展示している。学芸員の話によると、全国にある日本刀の25%は備前刀。国宝になっている日本刀111振のうち、備前刀は4割。平安・鎌倉・南北・室町時代を通じ、日本刀五箇伝(大和、山城、相州、美濃)のうち、備前はトップランナー。古代から現在まで連綿と続いているのは、備前だけ。どこから切っても、備前刀は日本一。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人しか読むことができません)
プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
最新コメント
[09/02 おおもりひろみ]
[02/26 岡山商科大学はあなたの夢を叶えます!]
[09/04 r1pb1jm142]
[05/20 omachi]
[12/23 やぶひび]
最新トラックバック
ブログ内検索
最古記事
(09/15)
(04/01)
(04/08)
(04/15)
(04/24)

Copyright (c)ほぼ週刊 編集日和 All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog  Material by Pearl Box  Template by tsukika


忍者ブログ [PR]