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吉備人出版・金澤健吾の編集日和です。
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11月×日
日本遺産関係の仕事で、古代史の用語を調べることに。そこで『吉備の古代史事典』(薬師寺慎一・編著)や『岡山県大百科事典』(山陽新聞社編)などを開く。『岡山県大百科事典』は誌面を割いて詳しく書いているが、発刊が昭和55年(1980)で情報が古く情報が古い。『岡山県大百科事典』は古代史に特化してコンパクトにまとめられている。多くの項目で編著者が書いた文献が参照書籍として挙げられ、それらをすべて使って吸収すれば薬師寺ワールドを修得できるようになっている。ただ、参照文献の7冊のうち4冊が品切れだ。〔『聖なる山とイワクラ…』、『岡山の式内社』、『考えながら…上巻』、『楯築遺跡と卑弥呼…』(品切れ)、『吉備の中山と…』(品切れ)、『考えながら…下巻』(品切れ)、『祭祀からみた古代…』(品切れ)〕。
11月×日
板挟み=二者の間にあって、どちらの側にもつきかねて苦しむこと。書籍制作をしているうちに、板挟みになっていた。1冊の書籍を制作するにあたり、編集委員会を組織したり、監修者をたてたりすることがある。例えば、編集委員会の意向は早く低予算で、監修者は時間がかかっても原則に基づいて厳格にの意向を主張すると、両者を調整する必要がある。編集委員会に時間と予算を確保してもらうことで調整し、前に進めることに。山あり谷ありの道を乗り越えるには、少し時間がかかりそう。
11月×日
備前刀の国宝「山鳥毛」は、備前刀の大流派・福岡一文字派が生んだ鎌倉時代中期の作で、上杉謙信らが愛用したといわれる。数年前、個人の所有のこの刀が県外流出しそうになったことがあり、岡山県瀬戸内市で購入しようと寄付を募るクラウドファンディングを実施している。最近は刀剣ブームということもあり、備前刀の話題が多い。そんな中で、『備前刀の歴史』を発刊した。刀剣の本は各地の銘刀を紹介する内容のものがほとんどで、それらがしのぎを削っている。本書は、これまの諸説を一刀両断し、単刀直入に備前刀の歴史に切り込んだものだ。
11月×日
日本遺産「桃太郎伝説」の構成文化財に、『鬼城縁起』『吉備津宮勧進帳』『備中国大吉備津宮略記』などが指定されている。少しでも勉強をと関係書籍を読んでいたら、『古事記』に行き着く。『古事記』の訳本にあたっていたら、「吉備の黒日賣」の話があった。仁徳天皇が愛した吉備の女性・黒日賣を追いかけて吉備の野に遊んだ歌がある。「山県(やまがた)に 蒔ける菘菜(あをな)も 吉備人と 共にし採(つ)めば 楽しくもあるか」。ここに「吉備人」が出る。ここでは吉備人とは吉備の女性を指しているが、吉備人とはほんとによい名前。
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プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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