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吉備人出版・金澤健吾の編集日和です。
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「そうじゃ吉備路マラソン」のハーフに出場した。天気も良く、それに今年から公認コースになって国道180号や国分寺前の270号の車道を走ることができ、気持ちよくゴールできた。タイムは昨年より1分更新して2時間5分。

この「そうじゃ吉備路マラソン」は一時中断していたものを、今の総社市長が3年前に復活させた。年々、参加者が増え、今年は17000人を超えたそうだ。その市長は過去3回ともフルマラソンで出場し、完走している。今では「東の東京マラソン、西の総社マラソン」を目指すと公言し、意気盛んだ。

東京マラソンの参加者は3万人を超えてダントツ。これに大阪、神戸、沖縄、名古屋などが続いて、総社は9位。地方都市の市民マラソンでは健闘している。ところが昨年の秋ごろから、伊原木知事や高谷岡山市長らが岡山市内でマラソン大会を開催すると言い出して、総社市長がこれに噛み付いた。「隣接の市でマラソン大会を2つ開催すると参加者が減り、共倒れになる」という理由からだ。これに対して伊原木知事は「影響はない」として、来年には開催すると言う。現在、総社市長は、知事と岡山市長とに3者会談の開催を申し入れているようだ。

はたして知事の言う、岡山市と総社市で秋冬に実施して、「参加者数に影響がない」のだろうか。実際に走らない知事の言葉には説得力がない。私なら両方は参加しない。いや最初の年はもの珍しさがあって参加者は多いかもしれないが、次の年は2つの大会には参加しないだろう。どちらかが毎年徐々に減る、いやどちらの大会も徐々に減っていくだろう。「影響はない」わけがない。

高谷岡山市長もやる気のようだが、ご本人の見解は聞こえてこない。今年の秋の任期まで話題づくりをやっておけばいいとでも考えているのだろうか。第一、この市長は岡山市を「自転車先進都市」にするといって宣言していたが、今やそのことに触れもしない無責任さだ。岡山市内の公道を封鎖してやるなら、自転車競技だろう。隣の市でマラソンの集客が好調だから「真似してやれ」ということなのか。最近では、「伝説の岡山市」など広告代理店のプレゼンにのっかって妙な話題づくりだ。

いずれにしても、岡山市と総社市の両方は無理な話。1本化が現実的な考え方だ。ちなみに、私案として言うならば、岡山の総合グラウンドをスタートし総社のきびじアリーナまでを直線で「ハーフ」、この往復を「フル」で実施したらどうか。このコースでスタートを1年ごとに入れ替える。距離はピッタリだ。

3者会談で結果がどうなろうとも、総社市長には最後まで大いに吠えてもらいたい。
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プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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