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吉備人出版・金澤健吾の編集日和です。
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2月×日
わが家にの子供二人がインフルエンザに。私も既に保菌者になっている可能性は高い。発病は時間の問題と思うと、体調が悪いような気がしてくる。事務所内にも立ち寄れず、ゲラの修正作業が滞っているので焦る。そこで井笠方面の書店に向かう。時間があったので、かねてから確認したいと思っていた浪形石を見に千手院に寄る。この千手院は山の中腹にある寺院で、裏庭に浪形石の壁面が露出している。浪形石とは貝類の化石をはじめサメの歯なども混じる石灰岩のこと。ここから掘り出した石を使った古墳の石棺が、こうもり塚古墳など吉備には5例ある。
2月×日
岡山県出身の総理大臣は3人。そのうちの一人、犬養毅を生涯を小説でまとめた『恕の人 犬養毅』を刊行。著者の今西宏康氏は、岡山の地方創生に一石を投じるためと執筆を思い立ったそうだ。確かに犬養毅は、国粋主義の政治結社を創設した平沼騏一郎とは違って、憲政を重視して軍閥や財閥の批判をしたリベラル派。それゆえ、軍部の反発を招き、総理大臣になって官邸で青年将校に暗殺される。それ以降は戦時体制が固められ、悲惨なあの戦争に突き進んでいくことになる。「話せばわかる」で有名だが、どんな生き方をしたか、今、大いに見直されてよい人物だ。
2月×日
ニール・ヤングが、トランプ米大統領を批判したアルバムを出して話題になっている。デビューしてから50年以上。プロテストソングは今回がはじめてではないが、やってくれる。もはや72歳のニール・ヤングは無敵。CDは50枚を超え、CSN&Yなどを加えたらすごいことになる。私も数枚はレコードでも持っている。この人の特徴はアコースティックとエレキを交互にやること。エレキサウンドを聞き込むとアコースティックサウンドが聴きたくなり、その反対にもなる。風貌は怖いが、好きな曲も多く、時々聴きたくなるミュージシャンの一人。
2月×日
地方小・出版流通センター通信によると、2000年代に入ってから出版社の廃業が増えているという。書店だけではないのだ。書籍・雑誌の販売不振ということもあるのだろうが、直接の原因は出版主体の高齢化ということらしい。創業社長が高齢化して後継者もなく続けられなくなるということだ。小社も人ごとではない。25年前に創業して当時のメンバーは25年加齢した。3、4年目に若手が入社して平均年齢を下げてくれたが、毎年1年ずつ加齢されている。現在の業態がいつまで続けられるのか、永続するには時代に即した変化が必要。次の世代に渡せる業態はどんなものか模索は続く。
2月×日
直書店2店舗の在庫調査をする。1店はほぼ1年ぶり、訪問してちょっと驚く。店舗面積を半分にしていた。その半分の4分の1はカフェスペース。フロアに数個の机が置かれ、その上では雑貨類を販売。レジ周辺には自然系の食料品も販売。壁面には雑誌とコミック。「書籍はインターネットで注文下さい」と、はり紙があった。まだ試行錯誤中とのことで、小社の本はバックヤードにあった。棚の1段分のスペースに小社の書籍を並べる予定という。もう1店は冬でも店頭をフルオープンにして、暖房なしの書店。お客さんの滞在時間も短いのでは。
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プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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