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吉備人出版・金澤健吾の編集日和です。
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陶芸の雑誌『炎芸術』最新号の特集は「備前の新世紀」。50歳以下の若手備前焼作家の作品をたくさん紹介している。焼物のことなど何も知らなかったが、ここ数カ月、森陶岳作品を目にしてきた影響か、古陶を追求している作家の作品にひかれる。本誌によると、人間国宝の金重陶陽や藤原啓、山本陶秀らが近代備前焼の第一世代、それらの息子の世代になる藤原雄、金重道明、伊勢崎淳、森陶岳、隠﨑隆一らが第二世代、その第二世代に教えを受けた作家らが第三世代になるそうだ。備前焼にも注目していこう。
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『データでみる岡山』(岡山理大「岡山学」研究会」)が出来る。岡山理科大学『岡山学』研究会による13作目。これまで地域を対象にしたテーマを取り上げてきた。新しいテーマに変わるので、組版や装丁をマイナーチェンジしようと思っていたが、結局従来のままになってしまった。講演を実施して、その内容を1年後に書籍にしてきている。昨年の講演を休んだため、今年は書籍はなく、今年講演を開催すれば来年の刊行になる。これを一区切りにして、次の書籍で雰囲気を変えることにしよう。
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地元紙に森陶岳の作品について、人間国宝美術館館長で陶磁器研究家の矢部氏のインタビュー記事が載った。「膨大な熱量を受けた重厚な土味と結びつき、鑑賞者の心を揺さぶる力を放つ」と述べてあり、評価は高い。私のような素人目にも、巨大な窯で長時間かけ焚き上げた焼き物の表面が、これまでのものと違っているのは分かる。同業者の備前焼作家や、備前焼以外の焼き物作家がどう評価しているのか聞きたいところだ。この日、同じ新聞で奇しくも『森陶岳大窯の引き寄せいたもの』の三八広告と同時掲載になった。
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夕方、10人ほどが集まって方谷研究会の役員会を開催する。太田代表が亡くなって初めての会で、機関紙に掲載する追悼記事の依頼者を決めたり、公益法人財団の助成金に代わる活動費捻出の話などをしたりと、予定の時間をオーバーして終了。こうした会合の進行や年間の活動など、太田代表が仕切りっていた。代表が亡くなって会の雰囲気がどう変わるのか心配していたが、意欲的な方も多く、春の機関紙発行と秋の研究発表会の実施に向けて進んでいけそう。
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在庫調査のために、昼過ぎに出発して倉敷方面の書店を3軒回る。3軒目は文具と雑誌・書籍を販売する小さな本屋さん。60年近く営業しているという。在庫数の確認を終えると、店主のおばちゃまから「まぁ、休んでいかぇ〜」とお茶をいただく。「瀬戸大橋ができるころまでは、よかったんじゃがなぁ」と言うことだが、最近は周辺の街がさびれて寂しい様子。店主は「ぎょうさん売れんでごめんようぉ」「アベノミクスの恩恵は、ここまで届きゃぁせんがなぁ」と、あきらめ気味につぶやいていた。
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仕事の打ち合わせのために、高齢の著者を老人福祉施設に訪ねた。以前、ご自宅に電話をかけて仕事を引き受けてもらっていたのだが、その後に施設へ入居された。施設に入ると、広い部屋に全員が車椅子のお年寄りが集まって体操をしていた。個室に横になっている著者を訪ね、仕事の進め方を話し合う。ご本人は意欲を持っておられるので、そのままお願いすることにした。著者との打ち合わせに、こうした施設に来るのは初めてだ。著者と長い付き合いをしているからで、その分、こちらも歳を重ねているわけだ。
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プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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