忍者ブログ
吉備人出版・金澤健吾の編集日和です。
<< 03  2024/04  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30    05 >>
[364]  [363]  [362]  [361]  [360]  [359]  [358]  [357]  [356]  [355]  [354
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

5/×
おかやま県産本ネットワーク主催の第2回「おかやま地産知書フェア」が、丸善岡山シンフォニービル店地階でスタートした。蜻文庫、吉備人出版、山陽新聞社、書肆亥工房、ソウルノート、日本文教出版社、ビザビの県内7社のほか、沖縄の出版社ボーダーインクのコーナーも。吉備人出版からは約100点、全体では約350点とプラスα。普段お目にかかれないタウン情報誌が創刊号(昭和52年4月)からのバックナンバーも並ぶ(非売品)。手作り感がミニコミっぽく、思わず手に取ってしまった。フェアは7月10日まで。
5/×
小社では約200冊の書籍を電子化し、電子書籍として2013年11月から販売している。最初の月の販売は1冊のみ。しかしコツコツ売れて、この約2年の間に販売したのは472冊。販売ストアに約7割もマージンを取られて、残りはほんの少し。この中の著者印税は10%。ただ、支払いは5,000円以下の場合は繰り越すことにしている。2年経っても5000円を超えた人はいなかったが、近く販売本数と繰り越した印税額を著者に報告をするための準備に入る。定期的な事務作業になるので、今回の作業は慎重に進める。
5/×
倉敷市で明治期から続く花筵(むしろ)を製造する商店にうかがった。岡山県南部のい草の作付面積は、昭和35年に全国1位となった。い草栽培は、冬に植え夏に刈り取る過酷な労働をする。水島臨海工業地帯に農村の労働者が吸収され、作付面積は減少していった。そして現在ではい草栽培は壊滅し、製造業者も少なくなって後継者のないまま高齢化している。最近になって倉敷の手作りの民芸品として重宝され始めている。こうした文化を若い人に引き継き、育てる施策が行政には必要と思うのだが…。
5/×
文化財が専門の著者宅に、原稿を受け取りにうかがう。要件の終了後、話題は最近の三菱自動車の燃費偽装問題に。数年前のリコール隠しに続き、不正は軽自動車だけではなく、25年も前から行われていた。三井住友建設のマンションに端を発するくい打ちデータ偽装問題、東洋ゴム工業の免・防振ゴムの性能データの偽装問題。数年前には建築事務所の耐震強度偽装をはじめ、食品偽装や粉飾決算など枚挙にいとまがない。一昔前の職人は、見えないところにも手を抜かない物づくりをしていた。現代人はどんどん劣化している。
5/×
考古学研究会岡山例会の会場で、『吉備の弥生時代』の販売。この日の演題は「出雲型石棺式石室の空間構造・変遷・特質」(岩本崇氏)と「ヤマト政権成立過程における吉備と畿内の地域間関係」(福永伸哉氏)の2本。会場内で聴講させてもらった。特に後者の講演は個人的にも興味のあるところでもあり、最新情報を聞くことができた。弥生時代の後期から古墳時代の初めにかけて、吉備の中心勢力が備中から備中に、同時期に大和でも河内南部の大和川水域から北部の淀川水域に中心勢力が移動し、それは連動しているいう仮説。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人しか読むことができません)
プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
最新コメント
[09/02 おおもりひろみ]
[02/26 岡山商科大学はあなたの夢を叶えます!]
[09/04 r1pb1jm142]
[05/20 omachi]
[12/23 やぶひび]
最新トラックバック
ブログ内検索
最古記事
(09/15)
(04/01)
(04/08)
(04/15)
(04/24)

Copyright (c)ほぼ週刊 編集日和 All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog  Material by Pearl Box  Template by tsukika


忍者ブログ [PR]