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吉備人出版・金澤健吾の編集日和です。
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最新刊『倉敷の歴史』をいただいた。目次に、聞き書き倉敷の歴史「反骨心からの歴史学」とある。倉敷市市史編纂室の方が昨年夏に、今年1月に亡くなった太田健一先生に聞き取りをした内容を収録している。子どもの頃から晩年の研究まで、時系列でインタビューしている。最後の「これまで支えてきたものはどんな思いか?」の質問に、「コンチクキョウ」という気持ちや「一寸の虫にも五分の魂」という思い、と答えている。表情はいつも穏やかだった先生だが、断片的にそれに類するエピソードを聞いたことが。「コンチクキョウ」と反骨心が支えた多くの業績。分かるなあ。
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写真集で使う空撮写真の話があった。セスナを1分○円で飛ばしてカメラマンが撮影する方法は従来からあったが、最近ではカメラ付きのドローンを飛ばす方法があるという。セスナより割安らしいが、高解像度の重いカメラはドローンには積めない。空撮といえば、岡山市内の門田屋敷上空のほぼ同じ位置から1961年と2016年に撮影した写真を見た。1961年の写真には江戸初期の遠州流の池泉廻遊式の庭園のあった東湖園が写っている。2016年の写真には同じ場所にマンションを建設している。撮影者、もしくは撮影を指示した人の目的は別なものだが、明らかに東湖園を意識しているのようだ。
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『地方に「かえ~る人」〜自分スタイルではたらく、暮らす』の編者である丸尾宜史氏に津山で会って、次作の打ち合わせ。本書は、岡山県北にUターンやIターンして働く13人のインタビュー集。この書籍を著したことがキャリアになり、クライアントの信用になって講演に招かれたり、行政から受託業務を受けたりすることにつながり、自社のブランディングに役立ったという話を聞かせてくれた。書籍が持つ特性を評価されて、なんともうれしい話。新規のインタビュー原稿は完成しつつある。『かえ~る人』2は、秋に刊行予定。
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津山には何度も来ているが、近くの寺を撮影したついでに城西浪漫館へ。この建物は、大正6年の木造2階建て建築で、国の有形登録文化財。旧津山洋学資料館を手掛けた建築家と同じ池田豊太郎氏の代表作の一つ。最近話題の「榕菴珈琲」はここでしか飲めない(豆は各所で入手できる)が、「珈琲」の当て字を考案した津山出身の宇田川榕菴が飲んだ豆を追求し、榕菴のスケッチにあって復元したコーヒーカンで淹れてくれる。ベトナムコーヒーのような癖のある味を予想していたら、意外にあっさりと飲みやすい。マンデリンを薄くしたような味とでも言おうか。津山に行ったら、お試しあれ。
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美咲町の町史の制作業務のプロポーザルの参加要件に、「県内外の自治体で1000頁相当の自治体史の制作業務を、15件以上受託している実績を有する」という項目があり、参加できなかった話の続編。役場の担当者は、この項目について、「教育委員会が単独で決めたのではなく、編纂委員会にも相談して決めた」と話していた。編纂委員会の方に確認したところ、「そんなことは言ったことはなし、決めてもいない」ということだった。これは、15件以上の受託実績のある業者が、役場担当者と相談してこの項目を入れさせたとも考えられる。さて、その真相は…(つづく)。
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発刊した『山田方谷ゼミナールvol4』の執筆者に掲載誌を送付する作業。研究会の事務局も兼ねているので、研究会の顧問や役員に年会費の振り込みの案内もする。高梁方谷会の刊行する『魚水実録』の予約申込み用紙や『山田方谷ゼミナールvol4』の購読申込み用紙など同封する。研究会の活動費は文化助成のお金を柱にしてきたが、毎年もらえるとは限らないので、会員からの会費と研究会誌の販売に重点を置いていかなければならない。地味な研究会の活動費は多くはないが、かかる経費分は必要だ。今回も新しい研究成果を収録している。
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プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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