忍者ブログ
吉備人出版・金澤健吾の編集日和です。
<< 02  2024/03  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31    04 >>
[365]  [364]  [363]  [362]  [361]  [360]  [359]  [358]  [357]  [356]  [355
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

5/×
『山田方谷ゼミナールvol4』が校了。方谷研究会の代表が亡くなり、追悼特集を組んだことなどがあり、4月に予定していた刊行時期を過ぎてしまった。毎号に研究会の予算などを載せていたが、今回は刊行が早くなり間に合わなくなった。例年は秋口の刊行だったたが、倉敷での先進7カ国教育相会合に合わせて発刊する予定だった。。著者が多いと、校正回数が増えて遅れる傾向にはある。著者ごとに校正をしていったので、ゲラ出しの回数は40回を超えている。
5/×
「重版出来!」というテレビ番組が話題になっているので、観てみた。舞台の週刊コミック誌の編集部。新人女性漫画編集者を主人公に、編集者や作家の苦悩や喜びを描き出版業界に方々が登場するのでなかなか面白い。編集者らはスマートフォンを持って、twitterで情報発信している。なんでfaceboookを使わないのかと思って調べたら、原作は『月刊!スピリッツ』に2011年から連載されいたものとか。最近はほとんど使わなくなったtwitterを、使ってみたくなった。影響を受けやすいこと。
5/×
庭瀬にお住まいの著者に、庭瀬城と撫川城界隈を案内していただいた。庭瀬は備中と備前の境界線が足り、撫川城は備中、庭瀬城は備前の領分にある。そして庭瀬は近世までは水郷のまちだった。瀬戸内海を航行する船が出入りし、足守藩の年貢米を積み出す港だったそうだ。吉備津の宮内に行く上方の役者が、ここの港に着いたとう史料も残る。今も堀や水路があり、入港する船のための常夜灯(復元)が残る。近代になって南部が干拓されてその面影はなくなり、庭瀬港だったことおを知る人は少ない。
5/×
A5判が2巻、各1000頁という町史制作のプロポーザルがあった。やる気満々で参加申込みの書類を送ったところ、「県内外地方自治体における本業務と同様書籍制作業務について15件以上受託業務を有すること」という項目に引っかかり、受け付けられないと拒否された。なぜ美咲町は、新規の事業所に対してこんなに高い参入障壁を設けるのか。県内外の、1000頁クラスの市町村史の実績が多数あるのは、特定のあの会社しかないではないか。初めから業者が想定されていた、と考えることもできる。
5/×
時々、書籍広告の掲載依頼を、媒体や広告代理店から受けることがある。著者のところにも、そうした電話が入る。特に自費出版した人を狙って、国立国会図書館あたりでチェックして、代理店営業が著者宅に電話勧誘する。先日、もう少しで契約書にサインして50万円振り込むところを止めることができた。何度も電話があり、つい了解したという。代わって断りの電話を入れて無事にキャンセルした。書籍広告詐欺というと大げさかもしれないが、広告会社から自宅に書籍広告の電話があったら要注意だ。
5/×
年に1度の株主総会。在庫の多さの指摘があった。書店で書籍が売れなくなって久しいが、在庫を増やさないように近年は初版部数を絞ってきたが、点数が多ければ、少しずつでも大変な量になる。なんせ昔の書籍の在庫が蓄積されて大量になっている。「品切れを恐れるな」という助言もあった。増やさず、減らす。品切れになったら、電子書籍にすることも考慮しなければ。古い本の在庫を減らさないと、根本的な本題解決にならない。値段を落として、割引セールするのも案の一つ。

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人しか読むことができません)
プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
最新コメント
[09/02 おおもりひろみ]
[02/26 岡山商科大学はあなたの夢を叶えます!]
[09/04 r1pb1jm142]
[05/20 omachi]
[12/23 やぶひび]
最新トラックバック
ブログ内検索
最古記事
(09/15)
(04/01)
(04/08)
(04/15)
(04/24)

Copyright (c)ほぼ週刊 編集日和 All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog  Material by Pearl Box  Template by tsukika


忍者ブログ [PR]