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吉備人出版・金澤健吾の編集日和です。
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11月×日
テレビ局の取材同行で、香川県高松市のJR四国旅客鉄道高松運転所と呼ばれる車両基地へ。JR四国は「アンパンマン列車」をはじめ、「四国まんなか千年ものがたり」「志国高知 幕末維新博号」などの観光列車を持つ。車両基地に停車しているアンパンマン列車の中で社長に取材しようというわけだ。車両にアンパンマンを描いた列車は数種類あるようで、取材に使ったのは窓の上が空いているトロッコ型のもの。この時期の外気は寒く、すぐそばを国道が走り、車の騒音が入るたびに中断。何度も取り直すが、結局、音声だけを室内で録理、一部分を画像と音声を編集でつないでいくのだそうだ。映像の編集も楽しそう。
11月×日
岡山県立博物館所蔵の備前刀「山鳥毛」。『岡山の文化財』(臼井洋輔)でも紹介されているが、1年ほど前に新潟県上越市に売却される見通しと話題になった。この刀は戦国武将上杉謙信・景勝の愛刀として知られ、国宝に指定されている。岡山県内在住の個人が所有し、博物館に寄託されている。評価額は約3億2千万円とかそれ以上とか……。今年、『晴れの国おかやま検定』の改定版を作成するときに削除すべきか県文化財課に打診したら、「現時点では売られていないし、そのままにそておいたら」ということだった。先日のニュースで、岡山の所有者と金額が折り合わず、上越市が購入を断念したという。よかった、よかった。
11月×日
写真集『森陶岳大窯の引き寄せたもの』(森陶岳)を刊行して2年近くなる。この写真集は全長85m、幅6m、高さ3mの、陶芸史上最も大きな登り窯で焼いた備前焼を収録している。巨大窯で焼いた作品は今までの備前焼とは違った窯変をしていた。熱量のかけ方が桁外れに大きいからだ。作家はこの巨大窯の可能性を、さらに追求しようとしている。今度は、備前焼だけでなく、六古窯と呼ばれる瀬戸焼や常滑焼、越前焼、信楽焼、丹波焼の土で焼いても、大きな成果が出るという壮大な実験、国家プロジェクトのようなことを始めている。ただ、これから小規模な窯で1年ごとに焼きながらデータを積み、約10年をかけて大窯に挑むそうだ。
11月×日
NPOが主催で、岡山県立博物館の内池英樹氏と写真家のトークイベントがあるというので、旧内山下小学校の体育館に出かけた。内池氏は、戦国時代の文書群「石谷家文書」を訳し、岡山市文化奨励賞を受賞した方。ゲラを渡す便があったので、この機会にと日が暮れて向かった。岡山城西の丸のある小学校の跡地で、「人物」「歴史」「文化」「芸術」というキーワードで紐解いていこうということらしい。タイトルは「西の丸デェ−ドリーム」で、アート作品の展示や池田家関連グッズ販売、ワークショップなどもあり、若い人向けのイベントだった。おじさんにはよく分からない。暖房のない体育館の寒さに冷え切ってしまい、イベントの途中、退散してしまった。
11月×日
仕事のBGMに使っているiTuneに、最近、ECMレコードが加わった。ECMはドイツでアイヒャーという人によって1969年に設立されたレコード会社。「ケルンコンサート」などキース・ジャレットの一連の作品をはじめ、パット・メセニーの初期の作品、ラルフ・タウナーやチック・コリア、ジョン・アバークロンビー、チャールズ・ロイドなどの音源がある。全体にアイヒャーの音の好みが反映され、環境音楽的で心地いい。「ケルンコンサート」や「パット・メセニー」は当時レコードでよく聴いた。当分このECMで楽しめそう。仕事をしながらの音楽として最適だ。こういう独特の個性を持ったシリーズが、本のラインアップにもほしいものだ。
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プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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