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吉備人出版・金澤健吾の編集日和です。
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工事中
5月×日
中学生が今日から4日間の職場体験のため来社。岡山市内の中高一貫校の中学2年生男子が1人。ユーチューバーが人気の職業という時代に、出版社を希望したというだけあって、真面目で賢そう。将来有望。この日は、印刷データを作成した後の工程を知ってもらうため、印刷所と製本所に一緒に行く。4色に分解した刷版を、印刷機の中で1色ごとに順番に刷って行く。初めての見学は新鮮だったよう。製本所では中綴じや無線綴じ、糸かがり、そして中四国ではここだけという上製本の生産ラインも見学。私も上製本のラインは初めて見学。勉強になった。
5月×日
アメフトの悪質タックル問題で、関東学生アメフト連盟規律委員会が日大前監督は「除名」、直接指示した前コーチも『除名』。井上前コーチについては、同じく『除名』」の処分を決定した。しっかり調査して、迅速な対応が評価できる。一方で、森友加計問題は公文書の改ざん・廃棄がはっきりしても誰も責任をとらない。財務省トップが証人喚問で嘘をついていたことが明白になってもウヤムヤのまま。政府と与党から距離をおいた「規律委員会」のような組織を作って、一刀両断にバッサリやってもらえないものか。
5月×日
役所の外郭団体の記念誌の打ち合わせ。複数の執筆者にも集まってもらい、現段階でのゲラのチェックし、表記の統一、原稿のダブりがないか、抜けはないか、不足内容の対応、口絵の写真と巻末資料の過不足などを打ち合わせる。終わったら約4時間が経過していた。ある著者は、不足分の内容は、外郭団体からの資料提供がないからという。資料の記録や保存の方法に問題があるのは明白だが。それ以上に保存し資料を整理しようという意欲の問題もあるようだ。そんな団体には、外部のアーカイブ会社に任せて、資料の整理と保存をしてもらおう。デジタルアーカイブ事業のパンフレットができあがってきた。
5月×日
テレビ局の取材に同行して県立博物館に。同館では、平安~江戸の各時代を彩った優品65件などを展示する「サムライアーマー展」を開幕している。近年、戦国武将ブームで甲冑や刀剣に関心が高まっている。これまでのテレビ番組は会社の経営者ばかりだった。博物館としても今回の展示は力が入っていて、出演となったようだ。展示の目玉は国宝の大鎧「赤韋威鎧」、山田方谷の甲冑と伝わる県内初公開の「茶塗雨龍蒔絵紺糸威二枚胴具足」のほか、ウサギの耳、トンボ、大文字などを奇抜なモチーフにしたものも。林原美術館で開催中の「サムライの纏うもの」、岡山城天守閣の「サムライ達の関ケ原」連携しての催しとか。戦国ファンは喜びそう。
6月×日
岡山県立博物館の所蔵品の資産価値は19億円以上、と県教委が初公表していた。最高額は現在開催中の特別展に並ぶ国宝「赤韋威鎧」の6億円。1千万円以上は国重要文化財の「太刀銘長光」(5千万円)、国重文「太刀銘則宗」(3370万円)、「法然上人伝法絵断簡」(2100万円)など16件とか。また、瀬戸内市が現在県立博物館の寄託されている国宝「山鳥毛」を購入する方針だそうだ。提示している金額は5億円。戦国武将上杉謙信の愛刀であったことから、新潟県上越市が昨年購入を希望していた。刀剣博物館のある瀬戸内市が県外流出を止めてるのか。詰まるところ、歴女の存在は大きい。
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プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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