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吉備人出版・金澤健吾の編集日和です。
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『絵図で歩く津山城下町』が「津山朝日新聞」で紹介された。同紙は津山の中心部で発行されている夕刊紙。細かく街ネタを集めているので、地元ネタを知るために購読している読者が多いという。老朽化した社屋だったが、記者の対応も早かった。新聞社が大きくなると、いろいろな事情が立ちはだかり、取材から掲載まで間があく。数カ月のときもあるし、結局載らなかったということもある。もっと大きな新聞社になると、著者と訪問しても門前払いということもあった。高校野球のシーズンだったためたか、記者がいないという理由で。建物は大きく立派だったが……。
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美作市在住の作家A氏に岡山市を中心とした広域連携事業に協力してもらい、年度末までに岡山の古代と近世の物語を執筆してもらう事業が進められている。この事業の顔合わせ会があり、スタッフ側の一人としてA氏にお目にかかった。ラジオの電話インタビューなどで聞いていた話しぶりの通りで、気さくな人柄だった。今回の事業では、限られた時間と原稿の本数、1本の原稿枚数の制限、登場場所の設定など、制約が多い。「プロだから大丈夫だろう」という声もあるが、機会があれば史料などの情報提供もしていきたい。どんな物語を紡いてくれるのか楽しみ。
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出版社の企画出版で刊行してほしいという、出版相談を受けることがある。制作費の負担はできないが、出版を希望するという意味。話を聞いてみると、自分の生き方は特異で普通の人は体験できないことをしてきたので、読者に興味を持ってもらえるという自負はあるようだ。一方で、目立つことはしたくないと言う。書店に本を置いただけではどうにもならない現在では、著者が先頭に立って売りさばいていこうという意気込みがないと、出版社では前向きになれない。特に持ち込み企画の場合は、内容がよいことはもちろん、著者の前向きな姿勢が実施するかどうかの重要なポイントとなる。
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児島湾の干拓地が、全国に先駆けて農業機械化の先進地だったという内容の『農業機械の先駆者たち―機械化農業王国・岡山の成立過程―』を制作中。刊行前に、関係企業の一つで岡山市中区江並にあるヤンマー農機製造株式会社(旧・セイレイ工業)に予約購読のお願い訪ねた。古い農機具の展示室や工場内を案内してもらって驚いた。フェラーリのデザインをしていた工業デザイナー奥山清行氏が担当した最新トラクターが、この工場での生産ラインで組み立てられていた。デザインが農機具のイメージを一新している。この新型トラクターの原点が、岡山県南の干拓地にあったのかと思うと感慨深い。
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(つづき)ヤンマーのブランド戦略の総合プロデューサーは、クリエイティブディレクターの佐藤可士和氏が務める。同時期、最新トラクターのデザインを工業デザイナーの奥山清行氏が担当している。販売されているトラクターや、ロゴマーク、コマーシャルに、昔のヤン坊マー坊のイメージはない。コマーシャルのキャッチコピーは、「乗り換えよう。新しい農業へ」。農機具メーカーのトップは現在クボタ。クボタは、ヤンマーの変貌ぶりに驚いて、デザイナーの選定など、打つ手を失っているのではないかと思う。今後、クボタ、ヤンマー、ヰセキの農機具メーカーの首位争いが見どころ。
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記念誌の制作などで、古い写真や機関紙などの写真を取り込む。コピー機にスキャン機能があるので、写真を1枚ずつデータにする。古いアルバムは写真をはがすことができないので、ページごとにパシャ。取り込んだ後に、1枚ずつに切り取ってデータにする。銀盤カメラで撮ったような写真は、白く濁ったものもある。古い新聞や書籍の写真もある。複数の記念誌が重なり、あまりに枚数が多いので、社外スタッフにお願いする。ゲラにするには、テキストと画像データが必要。素材をそろえから組み立てる。お盆休みを利用してひらすらスキャン。
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プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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