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吉備人出版・金澤健吾の編集日和です。
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2月×日
最近、タウン誌のスタッフと仕事をしている。タウン誌では、掲載する情報の校正をクライアントにする。前に在籍していた会社の情報紙でも、必ずクライアントの校正をしていた。広告原稿だったから、それは必須だった。広告原稿以外でも、掲載している電話番号はすべて電話をして確認していた。タウン誌の編集部と同じだ。昨年から一緒に仕事をしているテレビ局は、編集権を主張してか、取材先に校正はしない。新聞社もしない。相手先に校正をした方が間違いが少なくなく、安心できるだろうと思うが、しない。媒体の編集方針はさまざま。
2月×日
吉備津彦神社の紹介文に、吉備津彦神社から修正が入ってきた。「金川城主の松田元成による焼き討ちに遭い社殿を焼失」の文は削除となった。境内にある子安神社についての説明に追加文が入った。「子宝に恵まれなかった岡山藩主・池田利隆公に祈願後たちまち名君と仰がれた光政公が誕生し、社殿が再建された」。光政は、吉備津彦神社で親の祈願によって産まれたのか。また、祀っているのは吉備津彦命ではなく、大吉備津彦命と「大」が付くのだそうだ。これまで認識していなかった情報も出てくる。
2月×日
『VUCA世界における日本の選択就実』を刊行した。2015年に就実大学グローカルブックとしてスタートして9巻目。就実大学経営学部のS教授の案と人脈で、国際的な経済人などを招いてシンポジウムを学内で開催し、その内容を収録した書籍をシリーズで刊行してきた。第1巻『文化発信基地としての瀬戸内文化圏の未来』を刊行してから4年間で9冊。同じデザイナーが装丁を担当してくれ、並べてみると美しい。S教授は今年度で退官。このシリーズも終了する。
2月×日
1年前に11刷の増刷をした『子どもの自己実現とその支援』。初版は2000年。毎年、著者に学校のテキストに採用してもらい、11刷をすることができた。複数の学校に招かれて講師をされていたので、多数の採用数があった。著者は今年で84歳。近年は1校で講師をされている。「あと何年できるかなぁ」と言われているので、一度にたくさんの部数の増刷はできず、ここ数年は小刻みで増刷するようになっている。
2月×日
文化財として、行政から指定されている指定名称がある。この指定名称が、通称で呼ばれている名称と違うものがある。例えば、楯築遺跡の「亀石」。伝世弧帯文石(こたいもんせき)とも言われる。弧帯文石の名は、発掘した大学教授もそのように呼んでいた。ところが、文化庁の指定名称は「施帯文石(せたいもんせき)」となっているようだ。市から県へ、県から国への申請が上がっていくようだが、申請するときにふったルビで登録されているのか、申請があって国が名付けるのか。詳細は分からないが、地元で違和感ない名称にしてほしい。
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プロフィール
HN:
執筆:金澤健吾
性別:
男性
自己紹介:
吉備人出版 取締役。
方谷研究会。
おかやま自転車ネット。
twitter/kibitoman
岡山の古代・中世・戦国・近世など郷土史大好き。岡山本も大好き。自転車、ジョギング、自然好き。ジャズ、ロックなど音楽好き。子育て中。
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